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『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎) - 2008.12.19 Fri

ゴールデンスランバー


「気にはしてるけど、あれだよ、児島さん、人間の最大の武器は、信頼なんだ」
『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎)pp.442

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
評価:★★★★★

『このミステリーがすごい!! 2009年版』  1位



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『深海のYrr』(フランク・ツェッツィング) - 2008.08.16 Sat

深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)深海のYrr 〈中〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)

シュールな光景だった。赤いボートのすぐ上に、巨大なザトウクジラの体がまっすぐ空に向かってそそり立っていたのだ。重力を忘れてしまう、壮大な記念碑のような姿。口で雲をつかもうとするかのように上昇を続ける。
『深海のYrr(上)』(フランク・ツェッツィング) pp.242

ノルウェー海で発見された無数の異様な生物。海洋生物学者ヨハンソンの努力で、その生物が海底で新燃料メタンハイドレートの層を掘り続けていることが判明した。カナダ西岸ではタグボートやホエールウォッチングの船をクジラやオルカの群れが襲い、生物学者アナワクが調査を始める。さらに世界各地で猛毒のクラゲが出現、海難事故が続発し、フランスではロブスターに潜む病原体が猛威を振るう。母なる海に何が起きたのか?

評価:★★★★★

『ミステリが読みたい!2009』第5位
『週刊文春ミステリーベスト10 2008』第9位


『ウォッチメイカー』(ジェフリー・ディーヴァー) - 2007.12.08 Sat

ウォッチメイカー

「私は間違っているかもしれないが」ライムは、自分が間違っていることなどめったにないと確信している人物の口調で言った。「彼こそウォッチメイカーだという気がする」
『ウォッチメイカー』(ジェフリー・ディーヴァー) pp.375

ウォッチメイカーと名乗る殺人者あらわる。その報がリンカーン・ライムのもとに届いた。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を十個、買っていることが判明した―被害者候補はあと八人いる!だが、いつ、誰が、どこで?尋問の天才キャサリン・ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。一方、刑事アメリア・サックスは別の事件を抱えていた。会計士が自殺を擬装して殺された―事件にはニューヨーク市警の腐敗警官が噛んでいるようだった。捜査を続けるアメリアの身に危険が迫る。二つの事件はどう交差するのか?史上最強の敵、登場!時計じかけのごとく緻密な犯罪計画をひっさげてライムとアメリアを翻弄するウォッチメイカー。熾烈な頭脳戦に勝利するのはライムか殺人者か?ドンデン返しに次ぐドンデン返し。あまりに緻密な犯罪計画で読者を驚愕の淵に叩き込む現代最高のミステリー・シリーズ最新作。

評価:★★★★☆

『このミステリーがすごい! 2008年版』第1位


『スワンソング』(ロバート・R・マキャモン) - 2006.11.26 Sun

スワンソング

「ニューヨークはやられた……破壊され……ミサイルは東海岸から飛来しており……ワシントンを直撃……ボストンも……ここから炎が見える……」
『スワン・ソング』(ロバート・R・マキャモン)pp.109

ブラム・ストーカー賞最優秀長篇小説賞、日本冒険小説協会大賞受賞。“輪(リング)”の浮かぶ掲示に導かれるシスター達、ロシアの来襲を妄想し狂気の軍隊を進軍させるマクリン大佐とローランド、復興に向かう人々の心を再び荒廃と狂気に引き戻さんと暗躍する「深紅の目の男」、あらゆる者たちの運命の糸が、次第にスワンのもとに集められていく…果たして世界の行方はいかに。ホラーの枠を超えたマキャモンの現代の聖杯伝説はここに円を閉じる。

評価:★★★★★



『輝く断片』(シオドア・スタージョン) - 2006.01.03 Tue

輝く断片 (奇想コレクション)

読者はページをめくるたびに激しく心を揺さぶられる。“ミステリ作家シオドア・スタージョン”の特異すぎる才能に度肝を抜かれるはずだ。――大森望(解説より)
『輝く断片』(シオドア・スタージョン) 帯より

雨降る夜に瀕死の女をひろった男。友達もいない孤独な男は決意する。「いままで書いた中でも最も力強い作品」と著者自ら語る表題作をはじめ、切ない感動に満ちた名作8編を収録した、再評価著しいスタージョン、異色ミステリ傑作選。

『取り替え子』
『ミドリザルとの情事』
『旅する巌』
『君微笑めば』 
『ニュースの時間です』
『マエストロを殺せ』
『ルウェリンの犯罪』
『輝く断片』

評価:★★★★★

『凍りのくじら』(辻村深月) - 2005.11.08 Tue

凍りのくじら (講談社ノベルス)

七月の図書室。彼と出会ったあの夏は、忘れない。藤子・F・不二雄をこよなく愛する、有名カメラマンの父・芦沢光が失踪してから五年。残された病気の母と二人、毀れそうな家族をたったひとりで支えてきた高校生・理帆子の前に、思い掛けず現れた一人の青年・別所あきら。彼の優しさが孤独だった理帆子の心を癒していくが、昔の恋人の存在によって事態は思わぬ方向へ進んでしまう……。家族と大切な人との繋がりを鋭い感性で描く“少し不思議”な物語。

評価:★★★★☆


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Author:Cozy
30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

海外ミステリが好きです。
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