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2017-06

『陽気なギャングが地球を回す』(伊坂幸太郎) - 2009.01.31 Sat

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)


「成瀬さん、警官の制服を着た人は、警察官に決まってるよ」
(略)
「サンタクロースの格好をした男の大半は、サンタクロースじゃない」

『陽気なギャングが地球を回す』(伊坂幸太郎)pp.8

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。

評価:★★★☆☆

『このミステリーがすごい!! 2004年版』  6位



『魔王』(伊坂幸太郎) - 2009.01.29 Thu

魔王 (講談社文庫)


「生きてると、こういうこともありますよね」
『魔王』(伊坂幸太郎)pp.191

会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

評価:★★☆☆☆



『最高の銀行強盗のための47ヶ条』 - 2008.12.31 Wed

最高の銀行強盗のための47ヶ条 (創元推理文庫)

そうよ。やっぱりこの人はあたしの守り神だわ。
『最高の銀行強盗のための47ヶ条』(トロイ・クック)pp.401

タラ・エバンズは22歳。とびきりの美女にして、名うての銀行強盗だ。父親のワイアットが考案した“47ヶ条の規則”を守りつつ、ふたりで全米を荒らしてきたが、最近は強盗ついでに殺しを楽しむ父親にうんざりしている。そんなふたりの次なる獲物は、さびれた田舎町にある小さな銀行。その町で、運命の出会いが彼女を待っていた…。驚異の新人が贈る、ノンストップ青春+強盗小説。

評価:★★☆☆☆


『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎) - 2008.12.19 Fri

ゴールデンスランバー


「気にはしてるけど、あれだよ、児島さん、人間の最大の武器は、信頼なんだ」
『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎)pp.442

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。
評価:★★★★★

『このミステリーがすごい!! 2009年版』  1位



『聞いてないとは言わせない』(ジェイムズ・リーズナー) - 2008.11.03 Mon

聞いてないとは言わせない (ハヤカワ・ミステリ文庫)

「誰だってそうよ。誰だって、行きつくところには、空っぽの大きな空間がある。ひとはいつかひとりでそこに足を踏みいれなきゃならなくなる。捨てられたのはあなただけじゃない。みんなそう。それがこの世に生をさずかるってことなのよ」
『聞いてないとは言わせない』(ジェイムズ・リーズナー) pp.148

内容紹介
【150分間 一気読み! 大地と砂塵を血に染めて突っ走る ノンストップ・ハイパー・ノワール】

雲ひとつない青空はぎらぎらと輝き、地面からはゆらゆらと熱気が立ちのぼる。道路の両側はどこまでも平坦な畑だ。そんなテキサスの片田舎にヒッチハイクで流れてきた青年トビーは、一人で農場を経営するグレースに雇われて住みこみで働きはじめる。広大な土地にたった二人、たがいに惹かれあうものを感じるが……乱入するガンマン、飛び交う銃弾、逃亡と追跡、裏切りまた裏切り。予測不可能、一気呵成、疾風怒濤の大傑作

評価:★★☆☆☆


『深海のYrr』(フランク・ツェッツィング) - 2008.08.16 Sat

深海のYrr 〈上〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-1)深海のYrr 〈中〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-2)深海のYrr 〈下〉  (ハヤカワ文庫 NV シ 25-3)

シュールな光景だった。赤いボートのすぐ上に、巨大なザトウクジラの体がまっすぐ空に向かってそそり立っていたのだ。重力を忘れてしまう、壮大な記念碑のような姿。口で雲をつかもうとするかのように上昇を続ける。
『深海のYrr(上)』(フランク・ツェッツィング) pp.242

ノルウェー海で発見された無数の異様な生物。海洋生物学者ヨハンソンの努力で、その生物が海底で新燃料メタンハイドレートの層を掘り続けていることが判明した。カナダ西岸ではタグボートやホエールウォッチングの船をクジラやオルカの群れが襲い、生物学者アナワクが調査を始める。さらに世界各地で猛毒のクラゲが出現、海難事故が続発し、フランスではロブスターに潜む病原体が猛威を振るう。母なる海に何が起きたのか?

評価:★★★★★

『ミステリが読みたい!2009』第5位
『週刊文春ミステリーベスト10 2008』第9位


『風の影』(カルロス・ルイス・サフォン) - 2007.06.03 Sun

風の影 (上) (集英社文庫)風の影 (下) (集英社文庫)

本を読むものにとって、生まれてはじめてほんとうに心にとどいた本ほど、深い痕跡を残すものはない。はじめて心にうかんだあの映像、忘れた過去においてきたと思っていたあの言葉の余韻は、永遠にぼくらのうちに生き、心の奥深くに「城」を彫りきざむ。
『風の影(下)』(カルロス・ルイス・サフォン) pp.20

1945年のバルセロナ。霧深い夏の朝、ダニエル少年は父親に連れて行かれた「忘れられた本の墓場」で出遭った『風の影』に深く感動する。謎の作家フリアン・カラックスの隠された過去の探求は、内戦に傷ついた都市の記憶を甦らせるとともに、愛と憎悪に満ちた物語の中で少年の精神を成長させる…。17言語、37カ国で翻訳出版され、世界中の読者から熱い支持を得ている本格的歴史、恋愛、冒険ミステリー。

評価:★★★★★


『怪盗グリフィン、絶体絶命』(法月綸太郎) - 2007.04.20 Fri

怪盗グリフィン、絶体絶命 (ミステリーランド)

「怪盗グリフィンに、不可能はありません」
『怪盗グリフィン、絶体絶命』(法月綸太郎)pp.77

ニューヨークの怪盗グリフィンに、メトロポリタン美術館(通称メット)が所蔵するゴッホの自画像を盗んでほしいという依頼が舞いこんだ。いわれのない盗みはしないというグリフィンに、依頼者はメットにあるのは贋作だと告げる。「あるべきものを、あるべき場所に」が信条のグリフィンがとった大胆不敵な行動とは!!(第1部)
政府の対外スパイ組織CIA(アメリカ中央情報局)作戦部長の依頼を受けたグリフィンは、極秘オペレーション<フェニックス作戦>を行うべく、カリブ海のボコノン島へ向かう。その指令とは、ボコノン共和国のパストラミ将軍が保管している人形を奪取せよというものだったが……。(第2部)

評価:★★★★☆

『このミステリーがすごい! 2007年版』 8位



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Author:Cozy
30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

海外ミステリが好きです。
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