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2017-09

『青雷の光る秋』(アン・クリーヴス) - 2013.05.04 Sat

青雷の光る秋 (創元推理文庫)

「おかしなもんですね」サンディがいった。「ここはウォルセイ島と同じだろう、って思ってました。でも、そうじゃない、でしょ? こっちの方がずっと僻地だ」
『青雷の光る秋』(アン・クリーヴス)pp.264

ペレス警部は婚約者のフランを両親に紹介するべく、ふたりで故郷のフェア島を訪れていた。だが、島のフィールドセンターでひらかれた婚約祝いパーティの直後、センターの職員アンジェラが殺される。折からり嵐でシェトランド本島との交通が途絶したため、単身捜査を開始した警部だが、奮闘むなしくついには第二の殺人が―現代英国ミステリの至宝「シェトランド四重奏」最終章。

評価:★★★☆☆



『野兎を悼む春』(アン・クリーヴス) - 2011.08.20 Sat

野兎を悼む春 (創元推理文庫)

「わたしはここが大嫌い」という。「誰もがお互いのことを知りつくしてる。……中略……ここにいると、感覚がおかしくなっちゃうのよ。何年も前に起きたつまらない出来事が発酵して、日々の生活をのみこんでしまう」
『野兎を悼む春』(アン・クリーヴス) pp.360

シェトランド署のサンディ刑事は、帰省したウォルセイ島で、祖母ミマの遺体の第一発見者となってしまう。ウサギを狙った銃に誤射されたように見えるその死に、漠然とした疑惑を抱いたペレス警部はソンディとふたりで、彼の親族や近くで遺跡を発掘中の学生らに接触し、事情を探ることに…小さな島で起きた死亡事件の真相は?現代英国ミステリの珠玉“シェトランド四重奏”第三章。

評価:★★★★☆



『白夜に惑う夏』(アン・クリーヴス) - 2009.09.27 Sun

白夜に惑う夏 (創元推理文庫)

一年のこの時期は誰もがすこし頭がおかしくなる、とペレスは考えていた。光のせいだ。昼間はぎらぎらと降りそそぎ、夜になっても消えない光。太陽は決して完全には地平線に向こうに沈まず、そのため真夜中でも、読書ができる。冬があまりにも暗くて厳しいので、夏になると人びとは一種の躁状態におちいり、ひたすら活動しつづける。
『白夜に惑う夏』(アン・クリーヴス) pp.24

シェトランド島に夏がやってきた。人びとを浮き足立たせる白夜の季節が。地元警察のペレス警部が絵画展で出会った男は、次の日、桟橋近くの小屋で道化師の仮面をつけた首吊り死体となって発見された。身元不明の男を、だれがなぜ殺したのか。ペレスとテイラー主任警部の、島と本土をまたにかけた捜査行の果てに待つ真実とは?現代英国ミステリの精華“シェトランド四重奏”第二章。

評価:★★★★☆



『大鴉の啼く冬』(アン・クリーヴス) - 2007.12.17 Mon

大鴉の啼く冬 (創元推理文庫)

なかには地元に溶けこもうと努力するあまり、糸紡ぎを習ったり地元の音楽を奏でたり方言をしゃべろうとしたりして、滑稽になっているものもいた。そういう人たちが複雑なフェア島模様のカーディガンや手紡ぎウールのセーターを着て、町のカフェやレストランにたむろしているところを、彼女は見かけていた。
『大鴉の啼く冬』(アン・クリーヴス) pp.248

新年を迎えたシェトランド島。孤独な老人マグナスを深夜に訪れた黒髪の少女キャサリンは、4日後の朝、大鴉の舞い飛ぶ雪原で死んでいた。真っ赤なマフラーで首を絞められて。住人の誰もが顔見知りの小さな町で、誰が、なぜ彼女を殺したのか? 8年前の少女失踪事件との奇妙な共通項とは? ペレス警部の前に浮かびあがる、悲しき真実。現代英国本格派の旗手が、緻密な伏線と大胆なトリックで読者に挑戦する!

評価:★★★★☆

*第3位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/翻訳家・評論家部門
*第4位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門
*第4位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/作家部門
*第6位『週刊文春』「2007ミステリーベスト10」/海外部門
*第6位『2008 本格ミステリ・ベスト10』/海外ランキング
*第8位『IN★POCKET』文庫翻訳ミステリーベスト10/読者部門



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30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

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