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2017-05

『バッキンガムの光芒』(ジョー・ウォルトン) - 2010.09.15 Wed

バッキンガムの光芒 (ファージングⅢ) (創元推理文庫)

「本日わたくしは、多くの不安を抱えながらも、同じくらい多くの希望に満ちた新しい世界の未来を各国の代表が決定する、重要な平和会議の開会を宣言しました――」
『バッキンガムの光芒』(ジョー・ウォルトン) pp.470

ソ連が消滅し、大戦がナチスの勝利に終わった1960年、ファシスト政治が定着したイギリス。イギリス版ゲシュタポ・監視隊の隊長カーマイケルに育てられたエルヴィラは、社交界デビューと大学進学に思いを馳せる日々を過ごしていた。しかし、そんな彼女の人生は、ファシストのパレードを見物に行ったことで大きく変わりはじめる…。すべての読書人に贈る三部作、怒涛の完結編。

評価:★★★★☆


『暗殺のハムレット』(ジョー・ウォルトン) - 2010.09.05 Sun

暗殺のハムレット (ファージングⅡ) (創元推理文庫)

物腰は柔らかく、非常に魅力的だった。理屈抜きで、わたしはこの男に好感を持った。
『暗殺のハムレット』(ジョー・ウォルトン) pp.326

ドイツと講和条約を締結して和平を得たイギリス。政府が強大な権限を得たことによって、国民生活は徐々に圧迫されつつあった。そんな折、ロンドン郊外の女優宅で爆発事件が発生する。この事件は、ひそかに進行する一大計画の一端であった。次第に事件に巻き込まれていく女優ヴァイオラと刑事カーマイケル。ふたりの切ない行路の行方は―。壮大なる歴史改変小説、堂々の第二幕。

評価:★★★☆☆


『英雄たちの朝 ファージングⅠ』(ジョー・ウォルトン) - 2010.08.14 Sat

英雄たちの朝 (ファージングI) (創元推理文庫)

「わたしの仕事は蹄鉄の釘を発見し、蹄鉄から馬、そして騎兵へと遡っていくことです。要するに、さまざまな物証を組みあわせることで、全体像を再現するわけですね。この事件には、ぴたりとはまる物証がいくつもあります。しかし見事にはまりすぎて、かえって怪しいです」
『英雄たちの朝 ファージングⅠ』(ジョー・ウォルトン) pp.209

1949年、副総統ルドルフ・ヘスの飛来を契機に、ナチスと手を結ぶ道を選んだイギリス。和平へとこの国を導いた政治派閥「ファージング・セット」は、国家権力の中枢にあった。派閥の中心人物の邸宅でパーティーが催された翌朝、下院議員の変死体が発見される。捜査にのり出したスコットランドヤードのカーマイケル警部補だが―。傑作歴史改変エンターテインメント三部作、開幕。

評価:★★★★☆


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30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

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