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2017-05

『七匹の蛾が鳴く』(フランク・ティリエ) - 2014.04.20 Sun

七匹の蛾が鳴く (ランダムハウス講談社文庫)

告解室のなかにひざまずいた、全裸の頭から爪先まで体毛を剃られた女の死体を、司祭が発見したのだった。俺の全身が危険な炎に燃えあがった。
『七匹の蛾が鳴く』(フランク・ティリエ) pp.10

愛する妻と娘を交通事故で失ったパリ警視庁警視シャルコ。以来、頭の中でたえず話しかけてくる妻の声に悩まされていた。そんな時、教会で死体が発見されたと警視庁から連絡が入る。現場には全身の毛を剃られた女性の死体。頭部に大きな蛾が七匹とまっていた。外傷はないが、明らかに監禁されていた跡がある。妻子の死を忘れるため、憑かれたように捜査に打ち込むシャルコ。だが、彼の精神は少しずつほころびはじめていた―。

評価:★★★★☆



『GATACA』(フランク・ティリエ) - 2013.06.03 Mon

GATACA(上) (ハヤカワ文庫NV)
GATACA(下) (ハヤカワ文庫NV)

「左利きが存在するのには、何か理由があるはずです。白い蛾と黒い蛾にも存在理由があったように。エヴァはその理由を見つけたのです。何がきっかけになったのか、それは部屋の壁にかかっていた写真に初めから写っていました。エヴァが熱中していたスポーツ、つまりフェンシングにあったのです」
『GATACA(上)』(フランク・ティリエ) pp.232

娘を殺されたリューシーは警察の職を辞し、恋人のシャルコ警視とも別れてしまった。ところが憎むべき殺人犯が、刑務所で自らの動脈を自らの指で断ち切るという死を遂げる。独房の壁には上下逆さまの奇妙な風景画が……リューシーは事件の真相を探り出そうと決意する。そのころ傷心のシャルコも、研究所で女子学生がチンパンジーに惨殺される事件に遭遇していた。ふたりの捜査は、それぞれに奇怪な絵図を描きはじめていた。フランス・ミステリ界の鬼才が放つ大作!

評価:★★★★★



『タルタロスの審問官』(フランク・ティリエ) - 2012.01.31 Tue

タルタロスの審問官 (ランダムハウス講談社文庫 テ 1-1)

「被害者は全裸でした。皮膚および、背中と足の筋肉に引っかけたフックで、床から二メートルの高さに吊られていたんです」
『タルタロスの審問官』(フランク・ティリエ) pp.84

くりぬかれた眼球
飼育される女
フックで吊られた皮膚
緊縛された身体

フランス国鉄推理小説賞受賞作家
凄惨な連続猟奇殺人事件に、孤高の警視シャルコが挑む

パリ警視庁警視シャルコの妻が誘拐された。
シャルコは必死に愛する妻の行方を追うが、杳として知れない。
そんなとき、ある女性の惨殺死体が発見される。
ロープで緊縛された上、皮膚をフックにかけて宙づりにされ、さらには眼球をくりぬかれた見るも無残な死体。
そして明くる日、捜査の担当となったシャルコの元に、「気に入ってくれたかい?」と題されたメールが届き・・・。
ノワールの新星が描く、奈落よりも深い闇の世界。

評価:★★☆☆☆


『シンドロームE』(フランク・ティリエ) - 2012.01.02 Mon

シンドロームE(上) (ハヤカワ文庫NV)シンドロームE(下) (ハヤカワ文庫NV)

リュードヴィックは階上に駆けあがろうとして、階段を転げ落ちた。
明かりをつけても真っ暗なままだ。
何も見えない。視力が失われていた。

『シンドロームE(上)』(フランク・ティリエ) pp.14

【その映画は失明させる! 現代フレンチ・サスペンスの鬼才登場】 急死した収集家のコレクションに眠っていた謎の短篇映画。奇怪な描写が続くその映画を見たコレクターは、映画が終わる前に失明してしまった。映画の秘密を探るリューシー警部補。だがその行く手には、何者かが立ちはだかる。一方、五体もの死体が工事現場で発見された事件を追うシャルコ警視は、死体から脳髄と眼球が抜き取られている事実に着目するが……ふたつの事件を結ぶ糸があることを、二人はまだ知る由もなかった。

評価:★★★★★


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30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

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