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2017-05

『たんぽぽ娘』(ロバート・F・ヤング) - 2013.08.13 Tue

たんぽぽ娘 (奇想コレクション)


「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」
『たんぽぽ娘/たんぽぽ娘』(ロバート・F・ヤング) pp.101

「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」
丘の上にいたのは、たんぽぽ色の髪が風におどる、未来から来た女。甘い出会い、ほろ苦い人生、そして時を超える愛……
永遠の名作「たんぽぽ娘」を名訳と定評のある伊藤典夫訳(改訳決定版)で収録する、待望のヤング傑作選。

著者ロバート・F・ヤングは、生涯で200編近い短編を遺した。その魅力を日本で初めて紹介した名訳者・伊藤典夫による編集でおくる。

「たんぽぽ娘」改訳決定版のほか、甘い男女の出会いを描いた変奏曲「河を下る旅」「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」「ジャンヌの弓」、
宇宙クジラと交流する孤独な男「スターファインダー」、過去が保存された部屋の扉をあける「失われし時のかたみ」、遺作となった名品「荒寥の地より」など、
本邦初訳の7編を含む全13編を収録。

評価:★★★☆☆


【追悼】『どんがらがん』(アヴラム・デイヴィッドスン) - 2013.04.21 Sun

どんがらがん (奇想コレクション)

「まるでゴーレムみたいな歩き方だ」
『どんがらがん』(アヴラム・デイヴィッドスン) pp.15

空前絶後の輝かしい受賞歴をもち、キプリングやサキ、G・K・チェスタトンに比肩すると評されるアヴラム・デイヴィッドスン。この才気と博覧強記の異色作家が遺した短篇を、日本の誇る才気と博覧強記の作家殊能将之が編んだ傑作選。超兵器“どんがらがん”をめぐるピカレスクでスラップスティックな表題作、完璧な短篇小説「ゴーレム」、ヒューゴー賞受賞「さもなくば海は牡蛎でいっぱいに」、MWA賞受賞「ラホール駐屯地での出来事」、世界幻想文学大賞受賞「ナポリ」、新本格ミステリ的な逸品「すべての根っこに宿る力」ほか、全16篇を収録。

評価:★★☆☆☆



『蒸気駆動の少年』 - 2008.03.16 Sun

蒸気駆動の少年 (奇想コレクション)

ガリレオがピサの斜塔は振り子であることを証明したとき、科学者たちは彼を痛烈に避難した。人類の祖先はビーグル犬だというダーウィンの革命的な新説にも、科学者たちは嘲笑を浴びせた。エディソンの電球のアイデアを聞いて、彼らは抱腹絶倒した。遙かに時代の先を行く輝かしい着想は、常にそんな仕打ちを受ける運命なのである。
『蒸気駆動の少年』(ジョン・スラデック) pp.158

暴虐な大統領を排除すべく、タイム・パトロール隊が用意したのは蒸気駆動の少年ロボット。だが、そこには思わぬ結果が待ちかまえていて……。SF界随一の奇才にして(たぶん)天才の、最初で最後のベスト・オブ・ベスト!

評価:★★★☆☆

『「ウィジェット」と「ワジェット」とボフ』(シオドア・スタージョン) - 2007.12.01 Sat

[ウィジェット]と[ワジェット]とボフ (奇想コレクション)

ぼくが言った他人と違うってことが、これでわかりだしたかい?
『「ウィジェット」と「ワジェット」とボフ』 pp.296

単に「よく書けている」とか「よくできている」作品、「誰にでもわかりやすい」作品というものは選ばない。あくまでも「これがスタージョンだ」と思うものを提示して、あとは読者の判断にゆだねることがアンソロジストとしてもわたしの務めである。
『「ウィジェット」と「ワジェット」とボフ』 pp.350-351

超反射“シナプス・ベータ・サブ16”の調査に地球にやってきた探検隊は、ある下宿に人類のサンプルを集めて観察を始めるが、彼らはみなそれぞれに問題を抱えていて…。スタージョン的テーマが展開される表題作をはじめ、他人が必要としているものが読めてしまう男の痛切な物語「必要」、家出を決意した少年が故郷の町を出て行く道で奇妙な男たちに出逢う「帰り道」他、全6篇を収録。

評価:★★★☆☆

『最後のウィネベーゴ』(コニー・ウィリス) - 2007.01.14 Sun

最後のウィネベーゴ (奇想コレクション)

「ソニーにある天井高三.五メートルのアパートメント・ビルは、ミサワホームが施工したものだけ。きみの住んでる渚荘みたいにね」
『最後のウィネベーゴ「スパイズ・ボグロム」』(コニー・ウィリス) p.137

愛するものを失う痛みと、滅びゆくものへの哀惜、そして赦し。犬が絶滅してしまった近未来のアメリカで孤独な男が出逢う、ささやかな奇蹟…。読後に深い余韻を残す表題作から抱腹絶倒コメディまで、アメリカSF界の女王ウィリスのベスト・オブ・ザ・ベスト4本を厳選する傑作集。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・SFクロニクル誌読者賞・ローカス賞他、収録作4篇あわせて全12冠。

評価:★★★★☆


『ふたりジャネット』(テリー・ビッスン) - 2006.05.22 Mon

ふたりジャネット (奇想コレクション)

本邦初のテリー・ビッスン短篇集。サリンジャー、ピンチョンら有名作家たちが続々と田舎町に引っ越してきた?英国が船みたいに動きはじめた?万能中国人がヘンテコなす牛木で事件を解決?そんなばかな話ってある?屈指の技巧派にして短篇の名手ビッスンが描く物語は、まさに現代の“ほら話”。ヒューゴー賞ほかアメリカ棋界の賞を総なめにして、一躍その名をとどろかせた名作ファンタジー「熊が火を発見する」をはじめ、ショートショート「アンを押してください」、ロマンティック・コメディ「未来からきたふたり組」、盲目の画家が死後の世界で見たものは…「冥界飛行士」、“万能中国人ウィルスン・ウー”3部作「穴のなかの穴」「宇宙のはずれ」「時間どおりに教会へ」など、全9篇を収録。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞、デイヴィス読者賞、スタージョン記念賞受賞。

評価:★★★☆☆


『不思議のひと触れ』(シオドア・スタージョン) - 2006.01.11 Wed

不思議のひと触れ (シリーズ 奇想コレクション)

ちゃんと働いて給料をもらい、だれにも憎まれず、それを言うならだれにも好かれない。どこにでもいるそういう平凡な人間に不思議のひと触れが加わると…?表題作をはじめ、円盤は女になにを話したか?…魅力の結晶「孤独の円盤」、ベスト級のホラー「もうひとりのシーリア」、名高き「雷と薔薇」、少年もの代表作「影よ、影よ、影の国」、単行本初収録の「裏庭の神様」「ぶわん・ばっ!」、さらに幻のデビュー作「高額保険」ほか本邦初紹介の3篇を含む、全10篇を収録。

評価:★★★★☆

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Author:Cozy
30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

海外ミステリが好きです。
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