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2017-09

『過ぎる十七の春』(小野不由美) - 2016.08.20 Sat

新装版 過ぎる十七の春 (講談社X文庫)

――やめてください、お願いします。
――この子はわたしの子供です。
――おかあさん

『過ぎる十七の春』(小野不由美) pp.8

運命の春が来る―。従兄弟同士の直樹と隆は、まもなく十七歳の誕生日を迎えようとしていた。例年どおり、隆の住む花の里の家を訪れた直樹と典子兄妹は、隆の、母親・美紀子に対する冷淡な態度に戸惑う。「あの女が悪い」毎晩のように部屋を訪れるなにものかの気配に苛立つ隆。息子の目の中に恐れていた兆しを見つけて絶望する美紀子に異変が。直樹と隆―二人の少年を繋ぐ悲劇の幕が上がる!!

評価:★★☆☆☆



[タグ] 小野不由美

『緑の我が家』(小野不由美』 - 2016.08.20 Sat

新装版 緑の我が家 Home, Green Home (講談社X文庫)

なんだか違う世界の入り口に立ってしまったような(そういえば、『緑の扉』という小説があったっけ)不安でたまらないような感じ。ひどく嫌な気分がした。
『緑の我が家』(小野不由美) pp.8

父親の再婚を機に、高校生の浩志はひとり暮らしをはじめた。ハイツ・グリーンホーム、九号室―近隣でも有名な幽霊アパート。無言電話、不気味な落書き、白紙の手紙など、不可解な出来事がつづき、住人のひとりが死亡する。「出ていったほうがいいよ」不愉快な隣人の言葉の真意は?幽霊を信じない浩志も感じる「ひどく嫌な気分」の正体とは…?ページをめぐるごとに恐怖が降り積もっていく本格ホラー小説。

評価:★★☆☆☆



[タグ] 小野不由美

『残穢』(小野不由美) - 2014.01.05 Sun

残穢

穢れは伝染し、拡大する。
『残穢』(小野不由美)pp.229

怨みを伴う死は「穢れ」となり、あらたな怪異の火種となるのか──。畳を擦る音が聞こえる、いるはずのない赤ん坊の泣き声がする、何かが床下を這い廻る気配がする。だからあの家には人が居着かない──何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を調べるうち、浮き上がってきたある「土地」を巡る意外な真実。著者九年ぶりの五〇〇枚書き下ろし、戦慄のドキュメンタリー・ホラー長編。

評価:★★★☆☆

『このミステリーがすごい! 2013年版』 17位



[タグ] 小野不由美

『鬼談百景』(小野不由美) - 2013.12.14 Sat

鬼談百景 (幽BOOKS)

娘は宙を指さした。
「ぶらんこ」
以来、Yさんは娘が宙を見つめていると、そこに異常なものがぶら下がっているような気がして、怖くて堪らない。

『鬼談百景』(小野不由美)pp.107

 ――ふと視線をあげ、宙をながめて「ぶらんこ」という娘。
 ――何度しまっても美術室にぽつんと置かれている真っ白に塗りつぶした絵。
 ――白昼の海岸で身動き一つせず、流木のベンチに座っている血だらけの少女。
 
 一話また一話、濃密に練り上げられ、高まりゆく恐怖。怪を語れば怪至る。
 小野不由美が描く九十九の怪異。読むほどに不穏な闇は深まり、恐怖がいや増す――。
 百物語は怪しきものを呼び寄せる。

評価:★★☆☆☆



[タグ] 小野不由美

『丕緒の鳥』(小野不由美) - 2013.08.25 Sun

丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫)

自然の無慈悲。
それでも命はたゆまず生き、堅実に繋がり、続いていく。
蓮花は呟いた。
「……頑張れ」

『風信/丕緒の鳥』(小野不由美) pp.332-333

「希望」を信じて、男は覚悟する。慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか―表題作ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名も無き男たちの清廉なる生き様を描く全4編収録。

評価:★★☆☆☆



『落照の獄』と『アイドルの心得』 - 2009.10.07 Wed

yom yom (ヨムヨム) 2009年 10月号 [雑誌]

これは根本的な正義――と言うより、理屈を超えた反射なのではないかと
『落照の獄』(小野不由美) pp.67(yomyom vol.12)

十二国の中、北方に位置する柳国。賢君・劉王による治世が百二十余年続く法治国家だが、その首都芝草(しそう)において犠牲者総数二十三人を数える殺人事件がおきる。国民の非難の声が高くなる中、重罪人・狩獺(しゅだつ)の裁きが、国府の司刑・瑛庚(えいこう)らによって始まった──。

評価:★★★☆☆


「アイドルって、すごい」
『アイドルの心得』(辻村深月) pp.436(yomyom vol.12)

死者と生者を引き合わせるという使者。愛美が望んだのは急逝したアイドル・サヲリだった。話題の新鋭の意欲作。

評価:★★★★☆


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30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

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