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2017-09

『光待つ場所へ』(辻村深月) - 2010.06.27 Sun

光待つ場所へ

「世界が痛々しくて、残酷だということを心底理解している人でなければ、あそこまで世界を閉じてしまえない」
『光待つ場所へ』(辻村深月) pp.102

悔しい、恥ずかしい、息苦しい――。
それでも日々は、続いていく。

今もっとも注目の作家・辻村深月 心震わす傑作青春小説

【収録作品】
「しあわせのこみち」
T大学文学部二年生、清水あやめ。「感性」を武器に絵を描いてきたという自負がある。しかし、授業で男子学生・田辺が作った美しい映像作品を見て、生まれて初めて圧倒的な敗北感を味わい……。

「チハラトーコの物語」(「『嘘』という美学」を改題)
美人でスタイル抜群、ガチに博識でオタク。チハラトーコは、言葉に嘘を交ぜて自らを飾る「嘘のプロ」。恩師、モデル仲間、強気な脚本家との出会いが彼女にもたらすものとは?

「樹氷の街」
中学校最後の合唱コンクール。指揮を振る天木だったが、本番一ヶ月前になっても伴奏のピアノは途中で止まり、歌声もバラバラ。同級生の松永郁也が天才的なピアノの腕を持つことを知った彼は……。

評価:★★★★☆



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