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2017-07

『さよなら妖精』(米澤穂信) - 2017.05.23 Tue

さよなら妖精 (創元推理文庫)

編集中
『さよなら妖精』(米澤穂信) pp.

一九九一年四月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶のなかに――。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。気鋭の新人が贈る清新な力作。

評価:★★★☆☆



[タグ] 米澤穂信

『王とサーカス』(米澤穂信) - 2015.12.31 Thu

王とサーカス

「なるほど、いい答えだと思います。ですが、多様であることがそのまま良いとは言えない」
「……はい」
「私の考えは似ていますが違います。我々は完成を求めている。詩であれ絵であれ、教えであれ、人類の叡智を結集させた完成品を作り上げるために、それぞれが工夫し続け、智恵を絞り続けているのではないかと思うのです」

『王とサーカス』(米澤穂信) pp.211

2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり……。「この男は、わたしのために殺されたのか? あるいは――」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?

『さよなら妖精』の出来事から10年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。2001年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作!

評価:★★☆☆☆

『このミステリーがすごい! 2016年版』 1位



[タグ] 米澤穂信

『満願』(米澤穂信) - 2015.01.12 Mon

満願

「ちくしょう、死人宿め。これでまた、さぞや繁盛するだろうよ」
『満願/死人宿』(米澤穂信) pp.97

第27回山本周五郎賞受賞
2015年版「このミステリーがすごい! 」第1位
2014「週刊文春ミステリーベスト10」 第1位
2015年版「ミステリーが読みたい! 」 第1位

2014年のミステリー年間ランキングで3冠に輝いた、米澤ワールドの新たなる最高峰!

人生を賭けた激しい願いが、6つの謎を呼び起こす。人を殺め、静かに刑期を終えた 妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在 外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇 する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、 ミステリ短篇集の新たな傑作誕生!

評価:★★★☆☆

『このミステリーがすごい! 2015年版』  1位



『追想五断章』(米澤穂信) - 2014.01.26 Sun

追想五断章 (集英社文庫)

「早計でした。結末こそが、最も重要だった」
『追想五断章』(米沢穂信)

大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語」を探して欲しい、という依頼を受ける。調査を進めるうちに、故人が20年以上前の未解決事件「アントワープの銃声」の容疑者だったことがわかり―。五つの物語に秘められた真実とは?青春去りし後の人間の光と陰を描き出す、米澤穂信の新境地。精緻きわまる大人の本格ミステリ。

評価:★★★☆☆

『このミステリーがすごい! 2010年版』 4位



[タグ] 米澤穂信

『折れた竜骨』(米澤穂信) - 2012.01.03 Tue

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

「しかし魔法の蛇は死体に魔法の痕跡を残すのです。……まあ、言ってみれば返り血のようなものですな。ただ返り血は殺人者が浴びるのに対し、魔法の痕跡は犠牲者が浴びることになるわけです」
『折れた竜骨』(米澤穂信) pp.77

ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた……。
自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、「走狗(ミニオン)」候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年――そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?
現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場!

評価:★★★☆☆


『インシテミル』(米澤穂信) - 2010.07.19 Mon

インシテミル (文春文庫)

警告
この先では、不穏当かつ非倫理的な出来事が発生し得ます。
それでも良いという方のみ、この先にお進み下さい。

『インシテミル』(米澤穂信) pp.6

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった―。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。

評価:★★☆☆☆


『犬はどこだ』(米澤穂信) - 2010.02.28 Sun

犬はどこだ (創元推理文庫)

「それと、やっぱり部長の仕事の方が、探偵ぽかったっすね」
『犬はどこだ』(米澤穂信) pp.318

開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。―それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

評価:★★★☆☆

『このミステリーがすごい! 2006年版』 第8位                  


『秋季限定栗きんとん事件』(米澤穂信) - 2009.05.04 Mon

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

「じゃ、わたしとつきあおっか」
「え?」
「つきあっちゃおうよ」
「え?」

『秋期限定栗きんとん事件 上』(米澤穂信) pp.27

あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。

評価:★☆☆☆☆

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Author:Cozy
30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

海外ミステリが好きです。
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