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2017-05

『龍神の雨』(道尾秀介) - 2012.04.22 Sun

龍神の雨 (新潮文庫)

六十メートルといえばかなりのものだ。五十メートル走をやってから、さらに十メートル走るほどの長さだ。当たり前か。
『龍神の雨』(道尾秀介) pp.28

添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に合わせたから。――そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか? あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。大藪春彦賞受賞作。

評価:★★☆☆☆


[タグ] 道尾秀介

『月と蟹』(道尾秀介) - 2011.02.19 Sat

月と蟹

「これ、ヤドカリやなくてヤドカミやな」
『月と蟹』(道尾秀介) pp.80

「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」「叶えてくれると思うで。何でも」やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げる―やさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。

評価:★☆☆☆☆


[タグ] 道尾秀介

『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介) - 2009.08.15 Sat

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

「僕、蜘蛛になったんだ」
『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介) pp.99

夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

評価:★★☆☆☆


『シャドウ』(道尾秀介) - 2007.04.10 Tue

シャドウ (ミステリ・フロンティア)

「たとえば、ある道を何人かで一斉に走ったとき、彼らの後ろから殺人鬼が追いかけてきたとする。このとき、いちばん殺される可能性が高いのは誰だと思う?」
「ビリの人」
(……中略……)
「――もし殺人鬼がゴールに隠れていたとしたらどうなる?」
「一位の人が殺される……」
(……中略……)
「一位が必ず得をするわけでもなければ、偉いわけでもないんだ」

『シャドウ』(道尾秀介) pp.32-33

人間は、死んだらどうなるの?―いなくなるのよ―いなくなって、どうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、鳳介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場である医科大学の研究棟の屋上から飛び降りたのだ。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?話題作『向日葵の咲かない夏』の俊英が新たに放つ巧緻な傑作。

評価:★★☆☆☆

『このミステリーがすごい! 2007年版』 3位


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Cozy

Author:Cozy
30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

海外ミステリが好きです。
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