topimage

2017-06

『グール』(マイケル・スレイド) - 2010.08.08 Sun

グール 上 (創元推理文庫)グール 下 (創元推理文庫)

「エレーヌ、エレーヌ! エレナ! ママァ、助けてぇ」
『グール(下)』(マイケル・スレイド) pp.280

“下水道殺人鬼”“吸血殺人鬼”そして“爆殺魔ジャック”。ロンドンはいま複数の殺人鬼に震撼していた。ニュー・スコットランド・ヤードは特捜部を設置、警視正ヒラリー・ランドは捜査の陣頭に立つ。しかし彼女はまだ知らなかった。殺人鬼たちの背後に蠢く究極の殺人鬼“グール”の存在を。警察小説、サイコスリラー、本格ミステリ、ホラー…ジャンルを超越した怪物的傑作。

評価:★★★★☆


『メフィストの牢獄』 - 2008.08.03 Sun

メフィストの牢獄 (文春文庫)

「ああ、お願いだ、これ以上肉を切り取るのはやめてくれ! 頼む、これ以上の寸刻みは! ああ、やめてくれ、そんなところを切り取るのは!……」
『メフィストの牢獄』(マイケル・スレイド) pp.347

冷酷な殺人を繰り返す怪人メフィスト。謎のメールを送り捜査官を翻弄する奴の真の狙いは何か? ミステリ界待望の新作、遂に刊行

評価:★★☆☆☆


『暗黒大陸の悪霊』(マイケル・スレイド) - 2008.01.16 Wed

暗黒大陸の悪霊 (文春文庫)

<ヴィクトリア十字勲章受勲者はたとえ殺人罪で絞首刑を宣告されようとも、絞首台上で勲章を着することを許されるべし>
(英国王ジョージ五世の言葉)
証言台での幸運を祈る。
ディクラークより。

『暗黒大陸の悪霊』(マイケル・スレイド) pp.599

警官殺しが続発する中、カナダ騎馬警察巡査長クレイヴンの母親が惨殺された。唯一の物証が示す犯人はクレイヴン。彼自身の出生にまつわる暗い秘密とは?そして暗黒大陸の悪霊に操られる殺人者“邪眼鬼”は誰か?犯人探しは最後の一行まで転げ込む!ミステリ魂増量、鬼才スレイドが再び放つ狂気の大作。

評価:★★★★☆


『髑髏島の惨劇』(マイケル・スレイド) - 2006.09.06 Wed

髑髏島の惨劇 (文春文庫)

なにかがディクラークの足をかすり、彼の注意を惹いた。
「シッシ、ポアロ。あっちへいきなさい、メグレ」老婦人は両の手を打ちあわせた。「あなたきっと、犬をお飼いなんでしょうね?」問いながら、」二匹の猫を追い払った。

『髑髏島の惨劇』 pp.82

人殺しに動機で理屈づけするのは、昆虫学者が虫をピンで刺すのを正当化するのと同様なほどにたやすく愚かしい。
『髑髏島の惨劇』 pp.658

呪われた伝説の島、髑髏島。残虐な連続殺人鬼が街を恐怖で覆う中、推理ゲームの探偵役として島に集められた15人の男女は、邪教を崇拝する殺人鬼が仕掛けた死の罠の餌食と化す…。嵐の孤島、幽霊射手、切り裂きジャック、密室殺人、無数の殺人機械。ホラーと本格ミステリを融合させたミステリ史上稀な異形の大作。

評価:★★★☆☆

『ヘッド・ハンター』(マイケル・スレイド) - 2006.07.03 Mon

ヘッド・ハンター 上 (創元推理文庫)
ヘッドハンター 下 (創元推理文庫)

その女性の惨殺死体には首がなかった。またしても犠牲者か。やがてある日、新聞社にポラロイド写真が送りつけられてきた。写っているのは、杭に突き刺された被害者の頭部。連続殺人鬼“ヘッドハンター”からの挑戦状だった。もはやヴァンクーヴァーの街はパニック寸前だ。奴は誰だ、どこにいる。カナダ騎馬警察特捜本部長ディクラーク警視の焦燥は頂点に達しようとしていた…。

評価:★★★☆☆


『斬首人の復讐』(マイケル・スレイド) - 2005.12.07 Wed

斬首人の復讐 (文春文庫)

真の完結編だからといって、『ヘッドハンター』を読んでいなければ理解できない、なんてことはまったくない。その点でスレイドは実にぬかりなく、本書だけで、ちゃんと『ヘッドハンター』驚きも体験できる構成になっている。ただあまりに優れた構成であるが故に、本書読了後では『ヘッドハンター』を読んだとしてもほとんど愉しめないだろう。そこで、根っからのスレイディストとしては、是非とも、『ヘッドハンター』を堪能した後に、本書を読んで欲しいとお願いする次第。
『斬首人の復讐』(マイケル・スレイド) pp.657 解説より

敵が野戦に慣れた者たちであることを知るラビドウスキィは、即座に身を伏せた。犬が標的への最短距離を走っていったことを、敵は知っているはずだ。あんのじょう、先頭の追っ手が犬の軌跡に沿ってAK-四七を撃ち放った。ラビドウスキィはかんじきの動きにくせに抗しつつ、崖にかかる凍った滝の裏側へ必死にとびこんだ。掃射を受けた滝は砕けて鏃のような鋭い氷の破片となり、八方へとび散った。
(中略)
「ブラボー・スリー、手榴弾でやつらを退却させろ。アルファ・ツー、狙撃用意」

『斬首人の復讐』(マイケル・スレイド) pp.17

……あの女が近づいてくるのを、ペニスめいた形の鍵穴から覗き見ていた--鍵穴がそんな形をしていることを知っているだろうか、鍵の軸がはまる部分が亀頭に、鍵の歯がはまる部分が肉の茎ににていることを? 枝付きの燭台を持って近づくにつれて、まず頭と足が視界から切れ、つぎに胸と膝が見えなくなり、最後には腹も腿も目の前から失せ、ペニス型の空間を占めるものは母の陰毛の茂みだけとなった……
『斬首人の復讐』(マイケル・スレイド) pp.67

「それはおそらく、この犯人の場合、性的絶頂感を得るのが犯行後のフェイズであるためではないでしょうか。彼にとって自分の男根を女性器もしくは肛門に挿入するという行為は、単にかつての虐待体験への怒りの反映であることにすぎないでしょう。つまり、妄想の確信が交接そのものではないのです。核心はフェティッシュをマスタベーションの道具として使うことにあるはずです--
『斬首人の復讐』(マイケル・スレイド) pp.391

雪深い山中で次々と首なし死体が発見される。一方市内でも被害者の首を切って警察に送りつける事件が発生。カナダ全土を恐怖におとしいれる二人の殺人鬼の正体とは。そして最後に明かされる意外な真相とは。

評価:★★★★☆

『翻訳ミステリーベスト10 2005年』 第5位



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

Cozy

Author:Cozy
30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

海外ミステリが好きです。
読むペースに波がありますが、よろしくお願いします。

最近の記事+コメント

タグクラウド

SF

現在、読書中

Cozyの今読んでる本

Lc.ツリーカテゴリー

Script by Lc-Factory
(詳細:Lc-Factory/雑記)

アーカイブリスト

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

画像表示

ブログ内検索

RSSフィード

FC2カウンター

ランキング

FC2Blog Ranking