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2017-05

『ミスター・メルセデス』(スティーブン・キング) - 2017.05.23 Tue

ミスター・メルセデス 上ミスター・メルセデス 下

世界の肌をざっくり切り裂いて傷跡を残すことだ。つまるところ、それこそが歴史ではないだろうか――そうした傷跡こそが。
『ミスター・メルセデス(下)』(スティーブン・キング) pp.173

車を暴走させて八人の命を奪って消えた殺人犯。いま退職刑事の元にそいつからの挑戦状が。異常殺人犯と不屈の男の対決がはじまる!

評価:★★★★★

『このミステリーがすごい! 2017年版』 3位



『ザ・カルテル』(ドン・ウィンズロウ) - 2017.05.23 Tue

ザ・カルテル (上) (角川文庫)ザ・カルテル (下) (角川文庫)

愛はすべてを打ち負かすという。
それは間違いだ、とケラーは思う。
すべてを打ち負かすのは、"憎しみ"だ。
憎しみは憎しみさえも打ち負かす。
『ザ・カルテル(下)』(ドン・ウィンズロウ) pp.393

麻薬王アダン・バレーラが脱獄した。30年にわたる血と暴力の果てにもぎとった静寂も束の間、身を潜めるDEA捜査官アート・ケラーの首には法外な賞金が賭けられた。玉座に返り咲いた麻薬王は、血なまぐさい抗争を続けるカルテルをまとめあげるべく動きはじめる。一方、アメリカもバレーラを徹底撲滅すべく精鋭部隊を送り込み、壮絶な闘いの幕が上がる―数奇な運命に導かれた2人の宿命の対決、再び。『犬の力』、待望の続篇。

評価:★★★★☆

『このミステリーがすごい! 2017年版』 2位



『熊と踊れ』(アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ) - 2017.04.30 Sun

熊と踊れ(上)(ハヤカワ・ミステリ文庫)熊と踊れ(下)(ハヤカワ・ミステリ文庫)

「氏族は、ほんものの氏族は、絶対に仲間を裏切らない」
 やがて父さんが体を起こす。
「ほんものの氏族は、絶対に仲間を裏切らない」
 ワインのにおいのする息が、きつめのダンガリーシャツから立ちのぼる汗のにおいと混じり合う。
「ほんものの氏族は、いつでも仲間を守る」
 気のせいだと、レオには分かっている。それでも、そう感じずにはいられない。父さんは俺だけに話しかけている、と。
「そうしないと……仲間を失ってしまうんだ」
『熊と踊れ(下)』(アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリ) pp.61

緻密かつ大胆な犯行で警察を翻弄し、次々と銀行を襲撃していくレオたち。その暴力の扱い方は少年時代に父から学んだものだった。
かつて彼らに何がおこったのか。そして今、父は何を思うのか――。過去と現在から語られる〝家族"の物語は、轟く銃声と悲しみの叫びを伴って一気に結末へと突き進む。
スウェーデン最高の人気を誇り、北欧ミステリの頂点「ガラスの鍵」賞を受賞した鬼才が、圧倒的なリアリティで描く渾身の大作

評価:★★★☆☆

『このミステリーがすごい! 2017年版』 1位



『傷だらけのカミーユ』(ピエール・ルメートル) - 2017.03.26 Sun

傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)

誰かがカミーユ・ヴェルーヴェンの伝記を書くとしたら、こうした沈黙にかなりのページを費やすことになるだろう。
『傷だらけのカミーユ』(ピエール・ルメートル) pp.223

『その女アレックス』のカミーユ・シリーズ最終作!
カミーユ警部の恋人が強盗事件に巻き込まれ瀕死の重傷を。彼女を守るため警部は独断で犯人を追う。英国推理作家協会賞受賞作。

評価:★★★☆☆

『このミステリーがすごい! 2017年版』 6位



『暗殺者の反撃』(マーク・グリーニー) - 2017.01.09 Mon

暗殺者の反撃〔上〕 (ハヤカワ文庫 NV)暗殺者の反撃〔下〕 (ハヤカワ文庫 NV)

「気にかけていないと、ずっと思っていた。だが、思いちがいだったのかもしれない。昔からいままでのあいだに、あいつは成長したのかもしれない。おたがいにやったことやいったことを悔やんでいるのがわかって、許しあったほうがいいと思っているかもしれない。なにしろ、家族で残っているのは、おれたちふたりだかだからな」
『暗殺者の反撃(下)』(マーク・グリーニー) pp.227

グレイマンは麻薬密売所を襲撃して資金と武器を手に入れ、隠れ家も用意して情報収集を始める。一方、カーマイケルは、特殊部隊を召集、密かに外国人の暗殺部隊も投入し、グレイマンのかつての指揮官も狩りに加えた。だが、CIA の不審な動きを察知した新聞記者が調査を開始し、警察も動き始めた。CIA が放った強力な敵と闘い、調査を進めるグレイマンは、やがて驚愕の真相を知る! 謎をはらんで展開する冒険アクション巨篇

評価:★★★★☆

『このミステリーがすごい! 2017年版』 8位



『宇宙探偵マグナス・リドルフ』(ジャック・ヴァンス) - 2016.09.22 Thu

宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)

「ココドの合戦習慣をやめさせるとなると、おびただしい戦士ひとりひとりの、遺伝的に連綿と伝わってきた習性、腺構造、訓練、本能、総体的な死生観を変えさせねばならなくなります」
『宇宙探偵マグナス・リドルフ』(ジャック・ヴァンス) pp.14

ある時は沈毅なる老哲学者、ある時は知謀に長けた数学者、しかしてその実体は宙を駆けるトラブルシューター、その名もマグナス・リドルフ! 魑魅魍魎の異星人たちを相手に、白髪白鬚の老紳士マグナスの超思考が炸裂する痛快無比な宇宙ミステリシリーズがついに登場。奇習に彩られた惑星ココドでの合戦賭博を中止させるよう依頼を受けたマグナスが講じたアクロバティックな手段とは?代表作「ココドの戦士」の他、歓楽惑星のカジノ経営者の犯罪アリバイトリックを暴くために己の数学センスを駆使する「数学を少々」、閉鎖された空間〈ハブ〉で起きた殺人事件をめぐるフーダニットもの「とどめの一撃」など、ミステリからファンタジー、秘境探検に海洋冒険、さらにはハードSFまで、ヴァンスのヴァラエティに富んだ世界が堪能できる連作全10篇収録。

評価:★★★★☆



『拾った女』(チャールズ・ウィルフォード) - 2016.08.14 Sun

拾った女 (扶桑社文庫)

「仕事はやめる。行こう、ヘレン」俺たちは開いたドアを抜けた。
「おい!」ベニーが俺たちに向かって叫んだ。ほかにも何か言ったようだったが、すでに通りに出ていた俺たちの耳にその声はもう届かなかった。

『拾った女』(チャールズ・ウィルフォード) pp.29

サンフランシスコ、夜。小柄でブロンドの 美しい女がカフェに入ってきた。コーヒー を飲んだあと、自分は文無しのうえハンド バッグをどこかでなくしたという。店で働 くハリーは、ヘレンと名乗る酔いどれの女 を連れ出し、街のホテルに泊まらせてやる。 翌日、金を返しにやって来たヘレンと再会 したハリーは、衝動的に仕事をやめヘレン と夜の街へ。そのまま同棲を始めた二人だ ったが、彼らの胸中に常につきまとってい たのは、死への抗いがたい誘いだった。巨 匠初期の傑作遂に登場!

評価:★☆☆☆☆



[タグ] 書評七福神

『YOU』(キャロライン・ケプネス) - 2016.08.13 Sat

YOU(上) (講談社文庫)YOU(下) (講談社文庫)

エイミーがいま、この場にいる。
『YOU(下)』(キャロライン・ケプネス) pp.386

NYの書店員ジョーは、店頭で見初めた女子学生・ベックのクレジットカードから、フルネームを知る。ツイッターやブログを閲覧して、出自や関心事を掴む。自宅を割り出し、尾行も始める。ついには外出先で危機に瀕した彼女を、寸前で助け出した。何も知らないベックは、ジョーに運命的な出会いを感じ始めるのだった。

評価:★★☆☆☆



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30代。サラリーマン。電気屋。休日読書。休日子守。読書量減。減。

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